プロフィール


荒木田 真穂 (ライター 二胡プレイヤー&講師)

 

 

《概略》

 

北海道夕張市に生まれる。

北海道大学農学部卒業。

 

 

《作家・著述業として》

 

夕張北高等学校在学中の16歳で有島青少年文学賞最優秀賞

これを原案に作られたラジオドラマ「星降る降る夜に」が、NHKラジオシアターでオンエア。なおタイトルはプロデューサーの廣田氏が、やりとりのなかで知里幸恵さんを思い出しインスパイアされたゆえとのこと。

 

大学在学中は北大映画研究会(北大映研)に所属。

学内上映会の他、さっぽろ映画祭(第一期)に参加、

また自主映画のスタッフとして活動。

 

卒業後北海道新聞社で勤務

独立してフリーライターとなり、

WIRED日本版第一期 JAL機内誌 ほか地元メディア記事などを書く。

 

1999年インディーズ映画「7/25」(早川渉監督)のシナリオで カンヌ国際映画祭に正式参加。トリノ国際映画祭最優秀脚本賞受賞。

2017年、札幌市天文台非公式ファンブック「いちばんちいさいそらへのとびら」リリース。

 

 

 

《二胡な人として》

 

90年代半ばに、返還前直前の香港にて、二胡と運命的に出会う。
当時札幌在住だった、吴小璀女史(現 北京語言学院助教授)に入門の手ほどきを受ける。
女史が帰国後、短期間の独学の後、東京在住の贾鹏芳氏に、基礎の指導を受ける。


その後、単身中国に渡り、

中国著名二胡演奏家・国家一級演員 朱昌耀氏に師事。

個人指導で技術のみならず、表現についても薫陶を受ける。

第五届中日国際胡琴コンクール二胡独奏 優秀賞



師匠たちの演奏会を企画運営しており、

2001年に贾鹏芳氏、
2003年 2007年 2018年に朱昌耀氏の招聘コンサートを自主企画・主催し、札幌と夕張市の聴衆の心を掴み、成功を収める。


1999年から、札幌市内のカフェで演奏を始め、在札幌中国総領事館、道立近代美術館、道内の図書館や会館、豊平川さけ科学館などでの演奏の他、東京、横浜での海外旅行関連催事、北海道観光局主催のイベント、グランドホテル、パークホテル、プリンスホテル、など有名ホテルの宴席で演奏。

また、文化・経済の中国要人出席のレセプションでの演奏も多数。



また自主ライヴでは、他ジャンルのミュージシャンたちとセッションライヴを多数行う。これまでの共演者は、谷本光、ササキワタル、前川恭子、小松崎健、あらひろこ、扇柳トール、佐々木和徳、佐藤洋一など、一線で活躍する人々。

なかでも、作曲家の塚原義弘、VJのKUNI(KOSS)とのセッションバンド「グローバルワークス では、2003年にCDをリリースした。


《二胡講師/企画者として》


1999年から、ワークショップ活動を開始、

2001年ころから、基礎から応用までの教学活動も開始。
ICC(インタークロスクリエイティブセンター)教室を皮切りに、札幌市内各所で活動。2009年〜2012年キクヤラボメッセ音楽教室二胡専任講師をつとめる。

2002年札幌時計台ホールををはじめとして、井関楽器スタインウエイホール、受講者の方の機が熟す数年おきに、オリジナリティ溢れるワークショップライヴ(いわゆる発表会)を行っている。


現在は、札幌市中央区狸小路9丁目「楼蘭」などで、独特の視点からの教学活動を行っている。

 

 

《二胡つかいとして》


レパートリーは、二胡古典曲、中国台湾民謡、日本のオールディズ同様や歌謡の二胡アレンジ等、比較的多岐にわたる。また、友人たちのためにたまに作曲も行っており「sola」「一路平安」「Wind Rose」「豊平川」「WINGS OF CROW(未発表)」がある。ソロ用の伴奏をデジタルで自作もする。


二胡プロパー曲で好きな曲は、
「二泉映月」「閑居吟」朱昌耀作品 ほか多数(ほかは内緒なのでライヴに来て下さい)
自作&グローバルワークス曲では
「Far East Dance Tune(極東舞曲)」ほか自作曲すべて
アレンジされた二胡曲では
「明明知道相思苦」「花(喜納昌吉作品)」ほか
…書ききれないので、チャンスがあればライヴにお越し下さい。

 

 

その他:

 

2001年に特定疾患 多発性硬化症multiple sclerosis; MSを発症し、いったんは手指が動かなくなるものの、その後奇跡的に回復。現在もライター、二胡講師、二胡演奏企画などを続けている。

 

 

因みに無宗教で特定の政治派閥無所属、固定の支持政党はありません。

文責:OfficeSOMEIRO 

荒木田 惠子 画